素質論Lスタイル

2013年6月2日日曜日

循環

誰も解明できていない疑問、
地球の自転・公転は規則正しく続いているのか?
占星術も四柱推命も止むことの無い「循環」を基としています。

一般には販売されていない「道学新論」という書があります。
その中の一文を転記します。

宇宙の法則(理)には定理があり、また数にも定数があります。
もしその理を推してその数を考えることができるならば、またその究境を証明することもできます。
そこで天を観察し、河(河図)洛(洛書)を現して、聖人が卦を画かれました。

数万年来の歴史の経験とまた目前の日月移転の現象より地質の寒暑の状態、その上、人事の変遷の分岐に至るまで自性を明らかにして悟り、深く研鑽してから転地の旋転流行する真理を明らかにすることができるのです。

史記と書経に記載されたのを見ると、天地が始まって終わるまでを一元、
一元は十二会に分け、一会は三十運に分け、一運は十二世に分け、一世は三十年に分け、
一年はまた十二月に分け、一月は三十日に分け、一日は十二時に分けるとあります。

時を積んで日をなし、日を重ねて月をなし、月を積んで年をなし、年を重ねて世をなしますがこれは十二万九千六百時で一世の周天(円満)となります。
十二万九千六百日は一運の円満、
十二万九千六百月は一会の円満
十二万九千六百年は一元の円満です。

天地は十二万九千六百年を経歴することにより一終始をなします。

宇宙は混沌から生まれ、また混沌に還りますが、その間常に昼夜を分けることなく循環して息みません。静より動じ、動より形をなし、形より著われ、著われては変じ、変じては分化し段々と気が円満となり、象が顕れ、日月星辰が天に綺麗に配列して無数の星雲となり星斗を運行しす。

その幾重にも及ぶ流れの中から生じたのが人です。
この自然の法則を何千年にも渡り学んだ聖人から生まれたものが
本来の『占』であると考えます。

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