素質論Lスタイル

2016年8月6日土曜日

素質タイプとオリンピック

2012年オリンピック開催時、代表選手のタイプを調べてベクトルAが非常に多かったことを覚えています。大運動会といったように言葉に「大」を付けたがるのはベクトルAだという話を聞いたことがあったので、オリンピックのような大会で最もモチベーションが上がるのがベクトルAに違いないと勝手に思っていました。

特にバレーボールのように高く飛び、強く打つような競技では、ベクトルAが多くなるのではないか?また女子バレーの練習における鬼ような厳しさからベクトルHが少ないのではないか?

2016年リオでの女子バレー代表は14名
ベクトルE 7名
ベクトルA 4名
ベクトルH 3名

素質コア60分類をベクトル3分類に振り分けた際の数値は以下のようになります
ベクトルE 24(40%)
ベクトルA 16(27%)
ベクトルH 20(33%)

残念ながら思ったような数値ではありません。
サンプルが少ないのは別にして、そもそもバレーボール代表メンバーは監督や協会が選出するのであって、選手が自分で決めるものではないと気づきました。

ベクトルEが多いことから、監督はベクトルEなのでは?

眞鍋政義監督は1963.8.21生 125-125-888  E-E-A

この監督さんの素質タイプの並びは、バレー監督のイメージにある鬼監督そのものです(日常に戻ると楽しく明るくひょうきんな人かも知れません)
ちなみに、今回の代表14人のうち素質タイプ125は3名です。

バレーは生まれながらの肉体的素質の影響度が高く、素質タイプのみで考察すること自体に無理があるものの、少ないサンプルの中においては、日頃感じていることと部分的に一致しました。



2016年8月3日水曜日

モチベーションがスキルアップの監督二人

YOUTUBEで柔道全日本監督井上康生さんと前監督篠原信一さんの対談番組を視聴しました。

先輩後輩の信頼関係で結ばれた和やかな雰囲気の対談で、これぞ「ベクトルHの対談」という感じです。とてもよい雰囲気なので、多くの人が共感できる内容だと思われるものの、ベクトルHにとっては格別に心地良い映像だと思われます。

篠原信一 1973.1.23生 012-025-000
井上康生 1978.5.15生 025-555-100

012と025は、モチベーション6タイプでは同じスキルアップとなります(さらに篠原さんのセカンドが025なので、コミュニケーン時に共感できる組合せです)
<スキルアップ>
・自分や自分を含む環境が日々進歩、向上していることを目指す。
・人としての信頼を気遣い、進歩、向上する為の情報を取り入れる。

コアで言うと篠原さんは、0126になります。
私の古いメモには以下のように記述されいます。
0126~実直・義理人情・ユーモア、率直にストレートに物言う人情家。しかし「現実的でもあり、事実を見極めて見られ方を計算している。周囲に不快感を与えないよう気遣っている」

柔道の世界を退いてからの篠原さんは、本来の自分をさらけ出しているようでいて、テレビに映らない所では、周囲には相当気遣っていると思われます(それでも012なので、いつの間にか自分が中心になっているかも知れません)

ちなみに井上康生さんのコア0254は以下のように記述しています。
協調性・柔軟性・保守的、わがままな考えを持っていても、人前では出さない。癖を出さない、万人に好かれたい。間違ったこをして、うしろ指をさされたくない。

今週からオリンピックが始まります。前回金メダル0だった全日本男子柔道の結果がどうなるのか楽しみです。